




南側にはなるべく大きめの窓を設けて冬の日向ぼっこの快適さを取り込み、夏の日差しを遮る庇を設け、縁側に簾と風鈴を吊るして、水を打ち涼風を呼び込む。そんな日本の木の家の暮らしの知恵を現代の木の家にも出来るだけ組み込みます。
南側のペアガラスの大きめの窓による陽だまりづくりと、庇と小窓、欄間による風の道づくりは木の家の基本仕様です。
また、茅葺き農家の煙出しや明治期の養蚕農家の換気装置として作られた越(こし)屋根は、木の家全体の自然換気、通風、採光装置としての新たな換気屋根として提案しています。
また、庭木への散水などに雨水を使う、雨水貯留も無理なく出来るソフトエネルギーです。

自然エネルギーを最大限利用するためにご提案している、
新たな換気屋根「越(こし)屋根」。



都市化した住環境の中では、ソフトな自然エネルギーの利用のみで自然と共生した暮らしを実現することには限界があります。
敷地形状、大きさ、方位や住宅密度など個別の環境条件によって自然エネルギー利用の可能性は変わり、現実的に冷暖房、給湯、照明などの設備は必要となります。
それらの設備のエネルギー利用効率を高める技術や、自然エネルギーから電気などを作り出す設備を、トータルコストの検討を踏まえて提案します。


![]()