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ブログ「木の家散歩」

25)奈良の寺から斑鳩の里へ

吉野杉、桧の木材産地を巡る旅の合間に斑鳩の里を散策しました。 宿泊が斑鳩の里の伝統的な民家を利用した民宿ということもあり石舞台、飛鳥寺などのんびりとした風景に癒されます。 民宿の窓から向かいの家が見えますが、黒漆喰と虫篭窓(むしこまど)のデザインが綺麗です。 瓦屋根と共に最近改装したと思われます。 1階部の木の格子と二階の黒漆喰と白い普通の漆喰の三つの色が自然素材で出来ているところが落ち着い風情です。  斑鳩の里地域は新たな開発が規制されそれゆえ田園風景の中に昔ながらの民家や集落が残っています。 来訪者には日常を忘れさせてくれるたたずまいが魅力ですが民宿のおかみさんは活力がないとも言っていました。 変わらないことの良さの一面です。   近くには飛鳥寺が静かに建っています。 大仏を収納するためにやや縦長のプロポーションです。 間延びしないように水平の梁の間に蟇股(かえるまた)と呼ばれる上からの力を受ける装飾的な構造部材が三つあることで、正面の姿を引き締めています。  抽象化されていく大きな大仏とは違って何処と無く親近感が沸いてくる大仏様。    京都から奈良へ向かう電車の路線沿いに沢山の文化財があります。  唐招提寺金堂はシンプルなデザインにより、何時見ても新鮮です。 屋根の最上段に水平の棟があり、四方に瓦屋根が葺き下げられた寄棟(よせむね)屋根の美しさは類を見ません。 丸い瓦の線が綺麗に揃い、水平の棟と四方に下がる隅棟の輪郭は全体のシルエットを引き締めています。 その屋根を支える8本の柱によって7つの柱の間が作られていますが、その柱間(はしらま)が中央の間から両側に行くにしたがって少しずつ狭くなっています。 それにより内部空間の中央部分の中心性が高くなり展示される仏像の位置づけと符合しているようです。 正面から見たときに両側に広がるような水平性が強調されます。 屋根が両側に葺き下りながら反りあがり、さらに効果が高くなります。 両側の木々が無ければ、その水平性はよりわかりやすくなります。 平成の大修理を終えて、これからも受け継いでいく貴重な遺産です。   境内には高床、校倉造の経堂もあります。 日本最古の校倉造で、米蔵を改造したとも言われています。 やはり、屋根が寄棟屋根です。    近くには有名な薬師寺があり、その金堂です。 唐招提寺が鑑真和上の私寺的な佇まいであるのに対してこちらはまさに仏教の最先端の大学といった堂々とした入母屋(いりもや)屋根です。 寄棟屋根と三角屋根の切り妻屋根を組み合わせた屋根です。 4層の屋根、金のしゃちほこ、木部の朱色、緑色など豪華です。  東塔が大修理中でしたので、西塔を見上げながらその豪華さと共に両手を広げて上の梁を支えるように見える組み物(升組み)欄干、屋根を支える二重になった垂木(たるき)など見ているだけで頭が混乱するほどの建築要素です。 当日はあいにくの雨でしたが、観光客も少なく落ち着いてみることが出来ました。 こうした木造建築が身近にある奈良、京都は東京が染みついた心身を開放してくれます。 どことなく、空気感が違います。 木の家づくりには欠かせない心の故郷のようです。    ...

25)森の恵み=木と和紙

二回目の木材産地訪問の時には施主さんご家族全員と一緒に森林とその周辺まで足を伸ばしました。 まずは、杉と桧の森へ山の中に分け入りました。  木の根元の枝を落として、節の少ない良材を得るための枝打ちが綺麗になされ、下草も青々としている光あふれる森です。  吉野地域では伝統的に沢山の苗を間隔を狭く植林する密植が行われていました。 種から育てられた苗木の成長具合を見ながら、よりよき樹木を間引きながら育てる「間伐」を繰り返し、100年以上の優良な杉、桧を育てています。  植林するときはこのように小さな木が、間隔を狭めて植えられています。 近年、鹿の食害が増えて悩みの種だそうですから、ネットは張って守っていくのも大変です。  木材市場には、何処の林から伐採されたかがわかるように表示され、その表示と木材の小口を見ながら競り落とします。 所狭しと一段に並べられる丸太の風景は、丸太の良し悪しがよくわかるようになっています。  施主さんの家族も良い丸太の見分け方を説明され、なるほどと納得されていました。  製材された木材を見ながら、カウンターに使う製材品のイメージを高めています。 どのように加工され、木の家に姿を見せるか楽しみな一瞬です。  近くの山里の吉野和紙の手漉き工房を訪ねました。地元の楮を使い、伝統的な和紙製法を守りながら新しい味わいの色を加えて、現代の建築空間にも楽しく使える工夫を凝らしています。  和紙をすく竹簾です。こうした道具を作れる職人さんも少なくなってきました。  吉野杉の皮の色を使って染めた杉皮色の手漉き和紙です。 この和紙を玄関の畳敷きの前室の壁に使うことが決まりました。 こうした産地訪問が具体的な素材の確認と共に、新しい発見との出会い、人との出会いを楽しむことが出来ます。    ...

24)吉野材の産地訪問

一年ほどブログをお休みしていましたが4月から再開することとなりました。改めて、よろしくお願いします。 和みの木の家(ひばりが丘の木の家)の設計が概ね固まってきたので、木組み材料を確認するために全国有数の木材産地である奈良県吉野地域を訪問しました。 お施主さんのご親戚が吉野地域周辺のご出身ということもあり幼いころにも行った記憶がある地域の木材を使用することになりました。 吉野地域でも神社仏閣に使われる樹齢年数が高く大きな木材を扱うことで名の知れた製材材木店に訪問しました。  大きな倉庫には所狭しと吉野桧、吉野杉が収納されています。 目を疑うほどの大木が製材され、出荷を待ちながら桟積みされています。  吉野桧の太い柱材が角を大きく面取り(斜めにカットした部分)され、割れを防ぐ背割れが木の中心まで入っています。 これから大工さんが丸柱に加工するとのことです。  こちらは杉の丸太ですが、丸太の小口や木肌を見てこれからどのように製材するかを決めます。その目利き一つで丸太の価値が大きく変わります。経験と勘による責任重大な仕事です。  これは和みの木の家で使う梁を選別するために桟積みしているところです。 吹き抜けに見えてくる二階の床梁ですので、木目や節の状況を確認して、最終乾燥に進みます。  お施主さんも自分の家にどのような木が使われるかの説明の熱心に聴かれていました。  材木店の社長さんからのお話に、これからの乾燥、加工、現場出の施工にまで期待が膨らみます。  皮むき丸太の展示も確認しました。 丸太の表面のシワのように見える凹凸は「しぼり」といいますが自然に出来るものと、人が木の表面に昔はつる、今は樹脂の棒を巻きつけて人工的につくる物があります。 和室の床柱に良く使われます。 この見学の後に、お施主さんから太目の丸太の柱をどこかに使いたいというご要望がありました。 それは、リビングの北側に綺麗な木肌を見せることになりました。  ...

7)ネットゼロエネルギーハウス現地調査

入居後のゼロエネの木の家に現地審査が行われました。国の補助制度を利用して、生活する上で必要とするエネルギーを太陽光発電により作り出した電気を換算したエネルギーが上回ることにより、消費されるエネルギーを事実上ゼロ化しています。今回の調査はネットゼロエネルギーハウスとして設計、施工された事例を、いくつかピックアップして調査するものでゼロエネの木の家がその対象になりました。調査員の人が2名こられ、外部から始まり、中の細かい部分まで確認して行きました。エアコン、床暖房、ボイラーなどの屋外機の品番などを設計申請どおりになっているかを確認し、撮影となります。床下点検口から床の断熱材の様子も確認しました。中では、サッシガラス、エアコン屋内機、熱交換換気扇照明、建具、HEMS、太陽光発電のパワーコンディショナーなど機器の細部にわたって確認となりました。確認中に、設計の工夫箇所をご指摘いただき施主さんの立場になっての肌理の細かい設計施工に対してお褒めの言葉を頂きました。お施主さん以外の方からもそのような言葉を頂き夏の暑い時期の上棟工事からの苦労が吹き飛びます。調査後に入居後の暖房について施主さんに伺いましたが冬でもほとんどエアコン、床暖部を使わないとのこと。夕方から夜にかけて、床暖を使うぐらいで寒くないとのことでした。太陽光発電での売電も、これまで平均約3万円/月とのことで、7、8年で償却できそうです。現場に通う時に通る公園も木々の葉が落ちてあれだけ生い茂っていた夏の風景が嘘のようでした。自然とともに生きる暮らし、エネルギー消費を最小限に慎ましく暮らす美徳が気持ちよく感じられました。 ...

(11)巣鴨駅前商店街の太陽光発電パネルアーケード

仕事ついでの乗換えで途中下車したJR巣鴨駅の駅前商店街のアーケードに太陽光発電パネルが搭載されていました。巣鴨といえば、とげ抜き地蔵尊で、高齢者のメッカとして乗降客には高齢者が目立ちますが、皆さん元気な方が多いようです。商店街アーケードは近年撤去される傾向があります。町並みが均質的に見えることや、同じ風景が続いて飽きがくること、暗くなりがちなどといったデメリットが指摘されています。特に、伝統的な町並みが残る地域は、アーケードを取り払うことで、本来の町並みが見えてきて観光資源としても見直されることがあります。巣鴨では、残念ながらアーケードを取り払うと綺麗な町並みが見えるということではないようです。というからではないと思いますが、アーケードが2階の高さになり、しかも太陽光パネルが搭載されています。イタリア・ミラノのガレリアのように建築とアーケードが一体となった景観ではありませんが創エネを街ぐるみで行っているという例としては評価できると思います。旧中仙道の街道ですので、南北軸がやや傾いているとはいえ東西ほどではないので、両側に設置されています。太陽工パネルも、今後は警官に合わせてデザインされたものが出来るとか、もう少し改良されることを望みます。地球環境に負荷を掛けないためのデザインが、これからの街並みづくりのキーワードになるといいですが。 ...

23)秋の庭

和みの木の家の住まい手さんから秋の庭の画像を送っていただきました。茶室兼用の和室の前の茶庭です。道路から一歩入った敷地のため周りの車の音に煩わされることなく静かな秋の和みの時間を楽しんでいらっしゃると思います。木々も土地に慣れ親しみ、落ち着いた風情を感じさせてくれますね。メールのコメントを以下に転載させていただきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今年のもみじは美しく赤に色づきました。四季を楽しめる木の家に住むことができ、感慨深いです。室内は、一年中体感の湿度が一定しており、極めて快適です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー住まい手さんが持っている住むイメージを一緒に探しながら、提案、設計を行い職人が選ばれた自然素材を活かし住まい手さんと建築家で一緒にスクラムを組んで一つの住まい、建築に纏め上げていきました。実際に生活されて、喜びの言葉をいただけことは至極の感激と感謝の気持ちに包まれます。もうすぐ、新しい木の家の生活を迎えるための工事が最終コーナーを迎えました。ゼロエネの木の家・完成見学会は以下からご参加下さい。↓ ...

6)ゼロエネの木の家・完成見学会(3)

ゼロエネの木の家は国産材の無垢の木を使い内外装に漆喰、和紙、木材を使った木の家が基本です。そして、何よりも住む人の生活に寄り添う設計が前提です。ご夫妻の終の棲家としての生活観を大切にしています。二階はそんなご夫妻が個別に個室、寝室を持ちながらそれぞれの趣味と思いやりを大切にしています。南側のバルコニーに面して、和室と一体となった奥様の部屋です。断熱材と遮熱材、通気層を備えた屋根の形がそのまま打ち上げられて、伸びやかな空間となっています。木組みも安心感があります。奥様の個室から和室と北側のご主人の部屋に繋がる回遊性の有るオープンプランニングです。ご主人の個室は北側に面し、窓を大きくして八国山の緑が一望できます。片流れの屋根ですので、北側になると天井が大きく上に上がっていくので、天井が4Mほどにも高くなり、奥様の部屋とは違った開放感があります。小さな住宅でも、工夫次第で広がりのある、伸びやかな空間を作ることができます。それでいて断熱性が高く、冬暖かく、夏も過ごし易い木の家暮らしが出来ます。完成見学会は以下からお申し込み下さい。↓ ...

5)ゼロエネの木の家・完成見学会(2)

コンパクトなj木の家ですが、盛り沢山です。窓サッシはずべてLOW-E硝子の高断熱で日射遮蔽性能が高い窓です。庇が夏の日射を防ぎ、冬の光を呼び込みます。1階はほぼワンルームです。二階の床を支える梁が、1階の天井にそのまま現される踏み床天井ですが、杉板の天井板が梁の間に綺麗に張られています。キッチンまでオープンに繋がっています。東側の壁面はテレビを組み込んだ壁面収納です。夏は玄関も取り込んで、ワンルームになります。勝手口も含めて、風通しの良いひろま空間です。壁は漆喰、床は北海道産のナラの無垢フローリングに自然塗料で仕上げます。杉の耳付き一枚板のテーブルに、かに座の椅子で日本人の体型に合わせたローテーブルリビング。ピアノ以外は何も置かないシンプルな木の家暮らしです。完成家見学会のお申し込みはこちらからお願いします。↓ ...

4)ゼロエネの木の家・完成見学会

設計、施工のドキュメントをお知らせるる前に完成見学会のご案内になってしまいました。申し訳ありませんが、先のご案内させて頂きます。12月12日(土)、13日(日)の午前10時~12時、午後1時~4時におきまして西武線・西部園線、西武園駅から徒歩で約7分のゼロエネの木の家の完成見学会を開催します。約30坪の小住宅で、ご夫妻の終の棲家です。埼玉県飯能市の西川材の杉、桧を使った木組みに自然素材の内外装で包み込んだ無垢の木の家です。屋根には太陽光パネルを9、7KW搭載し断熱性を標準的な住宅の2割以上性能向上させました。生活に必要なエネルギーよりも、創り出すエネルギーが大きくなるゼロエネルギーハウスです。太陽光発電量を加えると生活エネルギーの2割以上を電力会社に購入してもらうことが出来ます。1階のひろまからウッドデッキを通じて、庭と一体化し伸びやかな生活が出来ます。北側の窓を大きくして、八国山の緑を楽しめるようにしました。街角と玄関にアクセントとなる植栽も楽しめます。小さいけれども見どころ一杯のゼロエネの木の家に遊びに来て下さい。お申し込みはこちらからお願いします。↓ ...

3)ゼロエネの木の家/足場が取れました

だいぶ間が空いてしまい、すみませんでした。八国山の木の家の現場の足場が取れました。実は、設計段階からゼロエネルギー住宅として検討して来ました。お陰様で、国の補助金申請もクリアできあっという間に足場が取れるところまで来ました。これから少しずつ、前後しますが報告していきますので宜しくお願いします。北側の道路からの外観です。二階建てにしては少し背伸びしたようなスタイルですが、屋根が南側のみに傾いた片流れ屋根のため、北側は背が高くなります。片流れですが、一番上の屋根の部分は少しだけ道路側に屋根があります。片流れの屋根の欠点でもある一番高い部分からの雨による劣化を防ぐために小屋根を設けました。2階の窓は北側にしては大きめですが北側の八国山の緑を楽しむグリーンビューウィンドウです。緑がガラス面に映りこんでいますがこれはサッシのガラスがLOW-Eガラスのためで熱の放出と日射の進入を防ぐためのフィルムがペアガラスの内側に貼ってあるため見る角度と中の明るさによっては鏡の様に見えるからです。まだまだ施工途中ですので、これから仕上げるところがありますが、足場が必要な工事は完了です。南側といえば、このように太陽光パネルが屋根に搭載されています。屋根に穴をあけないで取り付けています。全体で約9.6キロワットですので、家庭用としては10キロ未満の大き目のパネルです。家の断熱性能を高めてできるだけ電気やガスなどの化石燃料によるエネルギーの消費を抑え太陽光パネルで発電してトータルにエネルギー消費がゼロ以下になるようにしています。断熱性能は標準的な住宅の約20%以上高く太陽光発電を加えると約40%以上もエネルギーを節約しています。余剰電力は33円/キロワット(2015年)で電力会社に買い取って貰います。これから、設計と工事を遡る様にご紹介します。 ...